ごあいさつ マネージメント

お世話になっております皆さまへ

 

この度 わたくし、船橋 洋介 はこの6月1日付けをもちまして、
音楽・指揮活動のマネージメントを、

江上アートオフィス にお願いする運びとなりました。

合同会社エガミ・アートオフィス (egamiartoffice.co.jp)

 

長きにわたってお世話になりました、株式会社ジャパン・アーツの二瓶純一社長をはじめ、
多くのスタッフの皆さまには、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

 

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

   2021年5月31日

                 船橋 洋介

                                  

 

旭さんとの思い出

30代の時に知り合った友人は当時5歳だった。初めて会った時には既に、小さいお子さんと接している感覚というよりも、一人の音楽家と出会ったような気持ちになっていた。それからしばらく、文通をしたり、曲を送ってもらったり、、、。そして14歳で発病されて、最後に会えたのは15年、鎌倉に車をぶっ飛ばした記憶が蘇る。無性に会いに行かなければと思った。ご家族の深い愛情に包まれて、16歳の生涯を閉じた作曲家は、聡明な彼の音楽に共感する多くのアーティストは皆、彼とのハッピーな出会いの記憶と共に生き続けるのだ。作曲家というのは本当にすごいなと思う。作品が生き続けるのだから。出会った頃は、今の私の息子と同い年だから「旭君」なのだけれど、今、元気でいたなら22歳。「旭さん」は今も作曲をし続けているような気にさえなる。全く知らずに失礼していたことも、また多くの出会いや、そのかけがえのない時間を、毎日新聞の小倉孝保さんが素敵なタッチで目に見えるように著わされた。多くの方に手に取って頂きたいと思う。「才能はモーツァルト以上」16歳で亡くなった天才作曲家・加藤旭の本当の実力 視力を失いながら書き上げた一曲 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 出会いに感謝。

またひとつ。

春の陽気。この1週間はかつての時が動いたような感覚を持った。1年ぶりの鯉のぼりを出して泳がせる。いつもより早いのだけれど、連休もあっという間に来るのだろう。少しでも陽の光と春の風を浴びさせてあげたかった。息子の遠足のために公園へ送る。人数制限のためにひとり別行動散策。そんな散歩はいつ以来だろうか。欲しているのだけれど、何故か足が向かずにいたようだ。緑は心を浄化してくれるものだ。必要なんだな。仙台の勤務地はチューリップが良く咲いた。そこに学ぶ在学生と今年の新入生を花で迎えてあげたかった。昨年の今頃は、次の春は活動の再開を信じていたけれど、なかなか無情なものだ。それでも、まずは意識から次に向けて何かを動き出させなければ。またひとつ歳をかさねた。思いがけず、覚えていて下さった方からメールを頂く。日常に感謝。

永遠の花

どこも合唱の活動は困難を極めている昨今、本務校の授業はあらゆるリスクを回避する方法を探りながら、今期の終盤を迎えた。音楽科以外の学生さんに合唱を通じて音楽を伝える授業では、昨日はクリスマスの讃美歌を取り上げた。ここまで無事進めて来られたのは、多くのスタッフのお陰だ。学生の歌声を聞き、座学に方向転換せずに行ってこられたことを有難く思う。音楽科の合唱は、ラターの「永遠の花」を取りあげて頂いた。長岡で混声で歌ったあの時の想い、作品とその原詩から、再び込み上げるものがあった。春には震災から10年?人の心に寄り添える音楽の力を信じよう。歌声はやはり良いものだ。今年のクリスマスの礼拝は歌の無いものとなった。無念。このままでは、あのかつての日常は遠のいてしまう。もはや同じようには歌えないのだとしたら、あの感覚を取り戻す、近づく方法を見出さなければ。穏やかなクリスマス、安寧な年の瀬を願う。

見附のピアノフェスティヴァル

観客を迎えてのステージはいつ以来だろうか。タキシードに袖を通す感触、スポットライトの中を歩く感覚、共演者と音を生み出す緊張感、どれも特別ながら日常でもあったはずのそれら全ての感覚が呼び覚まされる。フェイスシールドをつけながら、真剣勝負の時間を共有する。本当はこのホールで、もうすぐ「第九」が行なわれていたであろうことを思うと、無力感に苛まれる。前日は、夜にかつて行き付けだった駅前のお店で美味しい魚を頂いた。これから足を運ぶことも少なくなってしまうのだろうか。毎週月曜日に大事にお付き合いさせて頂いて来た合唱団の練習を終え一人反省会をしていた頃を思い起こす。ライトを消すと真っ暗闇になってしまう関越道を走らせる。今日の小さなピアニストたちには、音楽を一生の友達にして欲しいと願うばかりだ。メンデルスゾーンの3重奏、良かったなぁ。23日

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